2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

佐藤 雅彦: 日本のスイッチ ISBN:4620316768

Holmes, H: 小さな塵の大きな不思議 ISBN:4314009578

池井戸 潤: 株価暴落 ISBN:4163227806

宮城谷 昌光: 奇貨居くべし ISBN:4166412604 / ISBN:4166412701

東嶋 和子: メロンパンの真実 ISBN:4062122782

この手の本、一冊の本に仕上げる為に、話題の水増しで何の本か判らなくなり勝ちなのだが、この本は、辛うじて、メロンパンの本にはなって居る。

Stock, G: それでもヒトは人体を改変する ISBN:415208538X

最新の遺伝子科学の総説かと勘違いして買ったのだが、倫理学の話だった。

池井戸 潤: 最終退行 ISBN:4093796289

元銀行員(に限らず、手に職を持って居る人)の小説は、本職の知識に縛られ過ぎて、却って、矮小で詰まらなかったりもするのだが、池井戸の場合は、前職の知識が、ちゃんと素材にまで還元されて居て、本筋はしっかりと小説になって居る。

池井戸 潤: 銀行狐 ISBN:4062107066

松岡 里枝: 「ジンジャの娘」頑張る! ISBN:4562037504

飯嶋 和一: 黄金旅風 ISBN:4093861323

宮城谷が日本の話を書いたらこうなるのだろうか。挿話一つ一つを書き過ぎず丁寧に積み重ねているから、主人公が生き生きとしている。

桐野 夏生: 残虐記 ISBN:4104667013

伊野上 裕伸: 特別室の夜 ISBN:4163227202

宮城谷 昌光: 香乱記 ISBN:4620106763 ISBN:4620106771 ISBN:462010678X

森 達也: 下山事件 ISBN:4104662011

調査の過程を、余りにも正直に(時系列に)書き過ぎていて、逆に感情移入し辛い。著者の個人的な話など、読みたいとも思わない訳で。